如心の里 ひびき野

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2021.06.22ブログ

『薄月夜 花くちなしの 匂いけり』

優しく心地よい気持ちにさせてくれるお花はいいものですね。
こちらの写真は当館のラウンジのフラワーアレンジです。
当館の女将の作品となります。
そして、一緒に添えた書
こちらも当館女将の書で俳句、短歌を世に広め俳句会の繁栄に大きな貢献をした“正岡子規“の句
『薄月夜 花くちなしの 匂いけり』です。
内容は
「雨雲が多く月も薄れてしまう夜に、ふと梔子(クチナシ)の花の香りを感じた」という意味です。
花の姿ではなく、匂いに季節を感じたところに、情感があふれています。
これから迎えるであろう梅雨の季節にぴったりの句ですね。
伊香保は情緒あふれる土地です
どうぞ、そんな明治、大正といった時代を想像しながら散策してみてはいかがでしょうか?