「しんとして　露をこぼすや　朝桜」

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「しんとして　露をこぼすや　朝桜」

2021.04.13ブログ

日本各地で桜の開花が聞こえてきますね。
今日は桜を季語に使った正岡子規の歌をご紹介させていただきます。
書は当館女将のものです。
「しんとして露をこぼすや朝桜」
春は早朝が一番良い言います。
静かでありながら何か始まりそうな春。夜がまだ明けきらない早朝。
なんだか、わくわくしますよね。
今を盛りと咲いている桜の幹から露のしずくがこぼれる音まで聞こえそうな静かな朝。
そんなこの時期にぴったりの句です。
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